akanechann’s diary

日記帳兼メモ帳兼文を書く練習

今年のおはなし

 気が付けば前の日記から二月。二か月おきに、その間の事を振り返ってみるブログと化している。

 前の投稿からまた色々あったが、ついでに今年一年も振り返ってみようと思う。

 

 

 今年は仕事を鬱で休職して、特に望みもなく、早く死にたいような、そうでもないような、訳のわからない心境、加えて社会からは完全に途絶していて、人として最底辺レベルの状態で1月1日を迎えた年だった。

 

 そこから動かない体を引き摺って焼肉を食べに行ったことだったか、運動するようになったことだったか、絵を描くようになったことだったか、なにかささいなことがきっかけで、多少元気が出てきた状態で、春を迎えた。

 

 車を直してみたり、自治体のセミナーに参加してみたり、ゴルフバックをバラバラにしてみたり、都会でネカフェ生活をしているうちに夏になった。

 

 そのころにはもう完全に年始のひどい状態からは脱していて、ぼんやりと今後の事を考えたり、幸福を願うようになったりはしていたっけ。

 そして車を売ったり、引っ越したりに手間取って、結局仕事を辞めかの地を去り、ここに来たのが秋ごろ。

 

 ここで社会と接点を持とうとしたり、家族と復縁したり、なんやかんやまたあちらに行く羽目になったり、夢だった二輪に乗るために免許を取りに行ったり、本格的に今後の事を考えて、あれこれもがいているうちに気付けば今日だ。

 

 書き出してみると、意外に色々やっていたんだな、となんとなく面白い。

 

 総括してみると、-20から-5くらいになった年だったように思える。少なくとも去年よりはいい年だったと言える。

 

 それを踏まえて、直近や、来年について思う事としては、

 

 まず今後について考えた結果、今私がすべきことは生きるため、望みのために就職する、そのための技術の習得である。頭を回すのは、というより人を前にするのが苦手な以上、やはり商売相手はモノの方が良いとの経験則だ。クビになっても技術を武器に次にいけるし。

 具体的には車が必要な土地で暮らした結果分かった車の知識の需要の多さ、生活に関わるその仕事の意義なんかから、整備士を目指してみようかと思っている。

 大学でまなんだことは知識は知識、それ以外にも得たものはあったとしてひとまず置いておいて、兎に角需要のある技術を身に着けたい。その志でもって職業訓練校(倍率2倍程度)に入ることが直近の目標だ。

 ここを達成できたら、取り敢えず0地点に戻ることが出来るだろう。もちろん落ちる可能性がある以上、そのあとの事も考えておかないといけないが。

 

 それから、やはり今年は友人でも恋人でも、人とのつながりを作りたい。

 去年はアレコレやったものの、全て一人で終始していた。苦手だから、ともうずっと昔から避けていたようなものである人付き合いは、実は自分が最も望んでいたものだという事は長すぎた一人の時間によくわかった。

 が、正直言って何をすればいいのかはわからないので、取り敢えずは人のいる方向へ方向へ行ってみることを心がけるところから始めよう。

 

 今年はそこまで悪い年じゃなかったけど、来年も今年くらい、欲を出せば今年よりすこしでもいいのでいい年になりますように。