林業就業支援講習に申し込んだ話
車検は申し込めなかった。
ということで次にやるべきことだった、林業就業支援講習への申し込みをすることにした。
そもそも林業就業支援講習とは何ぞやというと、読んで字のごとくであるが、まぁ国からの委託を受けた県の林業組合のようなところが、林業への就業へ向けての知識や資格取得、経験を無料で積ませてくれるという有難い講習(20日間)だ。
で、なぜ私がかようなものを受けようと思い立ったかと言えば、時間が有り余っていて、何かやることが欲しかったというのも大いにあるが、移住のイメージとして、メインでは農業を考えてはいるが、どうにも先駆者はそれだけではなく林業のお手伝いなり、山を切り開いての開墾で少しでもまとまった耕地を確保しようとしていたりで、林業的な技術や部分があるようだからだ。百姓というのは百の仕事が出来るみたいな意味もあるらしい。
そんなわけで、肝心の農業で頭でっかちで一切何も出来ないという事実はさておき、チェーンソウや小型の重機なんかの使い方を覚えておけば、いざ移住したときの最初のお仕事としてそういう選択肢が出来たり、農業始めてからも、まぁ有用なんだろうと考え、申し込んでみようと思い立った次第だ。
実際の申し込みは、在住の県ではこの講習は実施予定が無かったため、隣の県の林業人材確保センターのようなところのwebサイトから申込用紙をコピーし、必要事項を書き込んだ上でFAXを送るという実にあっさりとしたものだった。
なんでも国からの委託であんまりやる気があるモノでもないらしく、受ける側が林業に従事する気などあんまりないなどの思惑は知ったことではないようなのだ。農業以上に商業ベースのお仕事の想像が難しく、小さく閉じた業界なだけに、教育機関で学んだ人間だけで事足りてそうな印象はあるからそういうものなんだろうと納得しつつ、こうして申し込みは済んだ。
が、どうやら講習自体の開催が参加者が一定数以上いないとなくなってしまうらしく、あとは講習が始まるのをのんびり待つというわけにはいかないようで、仮に講習がなくなった場合に、何かやることを見つけておく、というのが取り敢えず、次にやることのようだ。12日が病院であるから、そのあとくらいにのんびり始めればいいだろう。
明日出来ることは明日やれば良いんだよ、って心の底から思えるような人生を送りたいなぁと思いつつ。